動物看護師 動物介護士 就職

 

動物看護師と動物介護士のどちらの資格を取得した方が、
動物病院に就職しやすいか？わかりやすく解説しますね。

 

まず、そもそもそれぞれの資格でどんなことを学ぶのか？が
わかっていないと、どちらの方が動物病院で就職しやすいか説明しにくいです。

 

そこで、それぞれの資格について説明しますね。

 

動物看護師ってどんなことを学ぶの？

動物看護師は動物病院で獣医師がおこなう診療や治療以外が
お仕事の対象になります。

 

犬や猫が動かないようにおさえたり、
飼い主さんと何気ない会話をしたり、飼育相談に答えたり
犬舎掃除をしたり、診察の受付をしたりします。

 

つまり、獣医師の診療や治療の補助をするのが動物看護師のお仕事です。

 

だから、動物看護師になるための専門学校では、獣医師の診療の補助をするために
必要な業務を徹底的に教えています。

 

たとえば、
・ペットの病気について
・ペットの飼育方法
・応急処置の仕方
・ペットの保定（おさえ方）
・飼い主さんとのコミュニケーション
などについて２〜３年かけて講義や実習をおこないます。

 

 

ですから、動物看護師の学習は動物病院で働くことに直結することばかり学ぶわけです。

 

動物介護士ってどんなことを学ぶの？

 

動物介護士の資格は、
・ペットの病気について
・ペットの飼育管理
・応急処置の仕方
・介護する動物の体を洗う方法
など、動物を介護するために必要な知識について学びます。

 

動物看護師と動物介護士で学ぶことの大きな違いって
結局のところ、動物看護師は飼い主さんとのコミュニケーションが重要だけど、
動物介護士ではそこまで重要ではない。

 

また、動物介護士では動物の介護について深く学ぶけど、
動物看護師では、そこまで深く学ばない。

 

というくらいの差でしかありません。

 

結局、動物看護師と動物介護士で就職に有利なのは？

 

つまり、動物看護師の方が動物病院に直結し、
動物介護士では自宅でのペットの介護に直結しているわけです。

 

 

したがって、動物看護師と動物介護士で動物病院の就職に有利なのは
動物看護師という結論になります。

 

他にもペットショップであっても、動物を介護する能力よりは
お客さんとしっかりとコミュニケーションがとれる人材の方が
就職に有利なのは間違いありません。

 

ですから、ペットショップでも、動物看護師の方が動物介護士よりも
就職に有利です。

 

 

と書くと、「だったら動物介護士の資格なんて取得しても意味がないのでは？」
と思われるかもしれません。

 

 

ですが、そんなことはありません。

 

動物看護師の資格を持っている方が、他の動物看護師との差別化のために
動物介護士を取得する場合もあります。

 

また、最近、獣医療が進歩してきたので、ペットの寿命が伸びたため
ペットの介護の問題が増えてきました。

 

寝たきりのペットだと、特に大型犬だと床ずれをしてしまって
膿んでくることもよくあります。

 

 

そういった場合には動物看護師よりも動物介護士の方が資格の知識を活かすことができます。

 

たとえば、老犬ホームに就職したいとか
福島県の被災地に行って、ボランティアとして動物の介護に携わりたいのであれば
動物看護師よりも動物介護士の方が役立つでしょう。

 

 

結局のところ、あなたが何をしたいのか？
という目的意識によるところが非常に大きいと言えます。

 

 

もし、あなたが動物病院で働きたいのなら動物看護師を目指しましょう。
逆に、ペットの介護のお仕事をしたいなら動物介護士を目指しましょう。

 

どちらの資格も通信講座で簡単に取得することができますよ。

 

それぞれの資格についてわかりやすく解説しました。

 

⇒動物看護師の資格を通信講座で取得したい方はこちら

 

⇒動物介護士の資格を通信講座で取得したい方はこちら

 

 

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