犬のブリーダーになるには？

犬のブリーダーになるには、３つの条件をクリアーできれば誰でもなれます。

 

生成２５年９月１日から
「動物の愛護及び管理に関する法律」によって
第一種動物取扱業の登録をしないと犬のブリーダーとして独立開業できなくなりました。

 

第一種動物取扱業の登録をするためには
１つのお店に対して誰か１人を動物取扱責任者として選ぶ必要があります。

 

で、年に１回、だいたい２月ですが、研修会を受講しないといけません。
これが結構めんどくさいです、

 

でも、受講しないと登録が取り消されるかもしれないので、
みんなまじめに研修会には出席しています。

 

 

あと、動物取扱責任者になれるのは、
以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

 

・ペットショップやブリーダーなどで６か月以上勤務していること
・畜産などの高校、大学、専門学校、短大のいずれかを卒業していること
・動物に関連している資格を取得していること

 

ブリーダーとして生計を立てていくためには、
よい血統の純血種の犬が必要です。

 

しかも、雄と雌の少なくとも２頭。

 

たとえば、たまにいるのですが、チワワなのに体重が７ｋｇとか。
別に太っているわけじゃなくて、単純に体が標準よりも大きいのです。

 

「いやー、チワワだったら体重が２〜３ｋｇくらいじゃないと売れないだろ・・・」
と心の中で突っ込みを入れてしまいたくなるのですが。

 

よい血統のチワワだったら、体重が２〜３ｋｇですし、
体重以外に見た目もよい血統でないと、
「え、これチワワ？」みたいな状態になり、売れません。

 

 

つまり、よい血統の純血種の雄雌がいないと
ブリーダーを開業しても、すぐに潰れてしまいます。

 

そういう意味では、開業前にブリーダーさんなどの人脈を地道に築く努力を
惜しまないようにしましょう。

 

そうしないと、よい血統の犬を何の関係もない人に売ったりあげたりすることなんて
絶対にないですから。

 

だって、そういった血統のよい犬を他人に渡したら、
せこい話ですけど、商売が成り立たなくなるじゃないですか。

 

 

また、犬の繁殖は雌に生理が起きて１週間目くらいに行います。
ちなみに犬の生理は半年に１回しかきません。

 

 

ですから、雌が１頭しかいないなら繁殖チャンスは年に２回しかありません。
もし、その半年に１回にチャンスで子犬が授からなかったら、それで終わりです。

 

それではさすがにブリーダーとして生計を立てるのは難しいでしょう。

 

ということで、雄は１匹でも構いませんが、
少なくとも雌は２頭以上必要です。

 

ある意味ブリーダーとして成功するためには
よい血統のメスがたくさんいることが条件となると言っても過言ではありませんね。

 

 

これも重要なのですが、
たとえばあなたがフレンチブルドッグのブリーダーをやろうと思ったら
絶対に獣医さんの知り合いを増やしておきましょう。

 

なぜなら、フレンチブルドッグのように頭が大きい犬種の出産って
ほぼ確実に帝王切開が必要だからです。

 

 

人間もそうですが、犬の陣痛っていつ起きるかわかりません。
深夜に起こるかもしれません。

 

もし深夜に陣痛が起きて帝王切開になっても
どこの動物病院も対応してくれない場合、
最悪子犬の命だけでなく母犬の命だって危険です。

 

ですから、いつでも相談にのってもらえる獣医さんと知り合いになっておきましょう。

 

もちろん、帝王切開だって、よく話し合っておけば、
陣痛が来なくても、獣医さんの手があいている昼の時間に手術をしてもらえますから。

 

 

あと、出産後には、お母さん犬が子犬の育児を放棄することだってありますが、
そんな場合でも、獣医さんの適切なアドバイスがあれば
問題なく乗り切れます。

 

 

まとめ；犬のブリーダーになるには３つの条件

 

犬のブリーダーになるには、

 

 

 

これら３つの条件だけは絶対に満たせるように頑張ってくださいね。

 

もし、第１種動物取扱業の登録要件を満たしたいなら
こちらの専門学校をおすすめします。

 

通信制ですし、学費も安いですよ。

 

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通信教育で犬のブリーダーの勉強をして動物取扱業の登録要件を満たす

 

 

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