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盲導犬訓練士の数って不足しているって本当?
盲導犬の普及率が低いのですか?
現在、日本では盲導犬を希望しても、8%くらいの方にしか
いきわたっていません。
つまり、日本の盲導犬の普及率は8%ということです。
イギリスでは普及率が約80%であることを考えると、
かなりひどい数字だと感じるはずです。
では、盲導犬の普及率が低いのは
盲導犬を育成する盲導犬訓練士の数が不足しているから?
実際、日本には盲導犬訓練士が80名くらいしかいません。
また、現在日本に盲導犬は約1000頭程度しかいないので、
普及率から逆算すると、
1000×100÷8=12500頭
つまり、日本で盲導犬が12500頭必要なのに1000頭しかいないわけです。
だから、
12500−1000=11500
11500頭くらい盲導犬が不足しています。
これに対して80名の盲導犬訓練士が11500頭の盲導犬を育成するのは
どう考えても不可能だと感じるのはおかしなことではありません。
でも、はっきりいって、盲導犬訓練士の数が不足しているから
盲導犬の普及率が海外とくらべて低いわけではありません。
本当に不足しているのは盲導犬を育成するのにかかる資金です。
盲導犬を1頭育成するのにかかるお金が約300万円ですが
そのうち8〜9割は募金に頼っているのが現状です。
しかも、残りの1割は盲導犬を育成する施設のスタッフのお給料や
他でバイトしてためたお金をつぎ込んでのものです。
ですから、いくら盲導犬訓練士を増やしたところで
盲導犬を育てるためのお金が不足しているわけですから
どう考えても、普及率が上がるわけがありません。
では、どうすれば盲導犬を育成するための資金が集まるか?
はっきりいって、日本人の価値観を変えていくしかないです。
日本って土足厳禁の施設がたくさんあります。
たとえば旅館とか。
こういった施設に盲導犬を連れた方が入ろうとしても
普通に旅館の方に嫌がられるわけです。
つまり、日本では盲導犬を増やすために募金してあげようと心底思える方が
少ないわけです。
もちろん、旅館の経営者にけんかを売ろうとしているわけではありません。
ですが、日本人の住居や建物に対する考え方を変えていかないと
盲導犬が普及するのは難しいのは、間違いありません。
少なくとも、この記事を最期まで読んでいただいたあなたには
盲導犬が施設に入る姿を見ても、温かい目で見守ってあげてくださいね。
そういった一人一人の考え方で募金も集まりやすくなり、
結果として日本の盲導犬の普及率が高くなり、
目の不自由な方が生活しやすい社会に変わっていきますから。
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